Maya PySide2 / PySide チュートリアル 中級編 ② – Qt Designerでスタイルシートを設定してみる

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このチュートリアルでは.uiに直接QSSを定義する方法を学びます


ひとつ前の章ではQSSを直接Pythonで指定していましたが.uiで設定する方法もあります。

Qt Designer、Qt Creator、Qt Design Studioのいずれかを立ち上げ.uiを作成していきます。
今回はQt Designerを使っています。Qt Designerは特定のMayaには同梱されていないことがあるのでその場合はQtやPySide2をインストールするなどしてQt Designerなどを使用できるようにしてください。
PySide2をPythonにインストールした場合は<Pythonディレクトリ>\Lib\site-packages\PySide2\designer.exeにあります。

Qt Designerを立ち上げ、Widgetを作成してください

Widgetの中にQPushButtonを配置してください

QPushButtonを選択、右クリックChange styleSheet...をクリックする

するとEdit Style Sheetのウィンドウが出てきます
試しに赤色にしてみましょう

color: rgb(255, 0, 0);

上のコードを入力しApplyをしてください。するとQPushButtonの色が変わったのを確認できるかと思います。

入力することもできますがAdd Colorから同じようにコードを追加することができます。

そのほかのボタンも試してみましょう
試しにAdd FontをクリックするとSelect Fontという項目が出てきます。

適応したいフォント設定をしたあとOKを押してポップアップウィンドウを閉じます。
再度適応すると先ほど設定したフォントの設定が反映されているのが確認できるかと思います。

では次に背景色を変えてみましょう
Add Gradientでbackground-colorを選択し、好きな色を設定すれば

ちょっと変わった背景色も簡単に適応できます。

Maya PySide2 / PySide チュートリアルのこのパートでは、.uiに直接QSSを定義する方法を学びました


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